中国語の基本文型はいわゆる「SVO」(主語+述語+目的語)です。 日本語は「てにをは」で品詞の関係を表しますが、中国語にはこれらはありません。その代わり、語順で品詞の役割を表現します。 ...


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2006年10月 9日
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中国語の基本文型はいわゆる「SVO」(主語+述語+目的語)です。

日本語は「てにをは」で品詞の関係を表しますが、中国語にはこれらはありません。その代わり、語順で品詞の役割を表現します。

基本文型が英語と同じなので、「中国語の文法は英語と同じである」という誤解が一部にありますが、修飾語はどれだけ長くても日本語と同様に非修飾語の前に置かれるなど、英語の文法とはまったく別物です。

また、中国語の動詞は英語のような変化はありません。過去形・複数形も存在しません。過去を表す副詞や修飾語などがあればその文章は自動的に過去表現となります。もちろん不定詞や動名詞のようなものもありません。

なお、英語のように単語そのものが変化することはないのですが、動詞の後ろに「了」「着」「過」等をつけることで、過去の経験や完了表現、進行形を表します。これを活用と解釈することもできなくはありません。

また、先に語順が大切としましたが、介詞「把」を使えば目的語を述語の前に持ってくることができるほか、口語では目的語を先頭に持ってきたり、述語の前に置くこともあります。

この他、ヨーロッパ系の言語によく見受けられる語彙の性別は存在しません。敬語表現もあるにはありますが、日本語よりずっとシンプルです。また、日本語に見られる男性的表現とか女性的表現とかいう違いもあまりありません。

唯一複雑と言えるのが数量詞の種類が多いこと。日本語も数量詞は豊富ですが、中国語とは見方が違うため、必ずしも数量詞が一致するわけではありません。中国語では犬を「条」で数えるのは日本人にはなじみにくいものです。

日本語の「つ」に近い、半万能数量詞で広く使用できる数量詞として「個」がありますが、より中国語らしい表現を追及するなら「条」「根」「把」等の数量詞をマスターする必要があります。

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