電子辞書で定評のあるシャープのPapyrus (パピルス)シリーズの中国語モデル、中国語の音声に合わせて日本語を反転表示する「字幕リスニング機能」を搭載した「PW-LT220」がリリースされました。中国語電子辞書闘争に新たな嵐を巻き起こす......かもしれないのPapyrusの中国語新モデルを徹底的に分析しました。
| 商品形態 | 電子辞書 |
|---|---|
| 価格 | 40,000円前後(税込) |
| 販売代理店 | 中国語電子辞書(Amazon.co.jp) |
特徴(メーカー〔シャープ〕より 主に中国語部分を要約して抜粋)
収録辞書コンテンツ
中国語辞書として定評のある小学館「中日辞典 第2版」や「日中辞典第2版」を収録。その他大修館の「中国語新語ビジネス用語辞典」、中国語入門者向けの「はじめての中国語学習辞典」など、役立つ中国語系コンテンツを中心に全29コンテンツを収録。
中国語系コンテンツのみ抜粋して列挙します。※印付のコンテンツは中国語のネイティブ音声に対応。
- 中日辞典 第2版※
- 日中辞典 第2版
- はじめての中国語学習辞典
- 必ず話せる中国語入門※
- ゼロからカンタン中国語 場面別スキット(字幕リスニング対応)※
- 中国語 新語ビジネス用語辞典
- ブルーガイドわがまま歩き旅行会話 中国語+英語※
中国語の音声に合わせて日本語を反転表示する"字幕リスニング機能"を搭載
中国語の音声に合わせて、再生中のテキストを字幕のように表示。中国語の音声を聞きながら、日本語訳の確認や中国語と日本語訳を切り替えたり、同時に表示することが可能。
"Wバックライト"(表示部+手書きパッド)を採用、表示部には5.5型高精細HVGA液晶を搭載
表示部と手書きパッドの両方にバックライトを採用。
簡体字中国語を認識できる日英中三言語対応の"手書きパッド"を搭載
中国語簡体字手書き認識機能を実装。
解説(By 管理人)
電子辞書としては有名どころのシャープ「パピルス」の中国語モデルがリリースされました。
ここに注目!①......「手書きパッドで中国語直接入力」
もう常識ですが、中国語の手書き入力機能が搭載されました。これがないと入門初級者は部首、画数から単語を引くしか手がありませんから効率がものすごく悪くなります。中国語電子辞書を語る上では必須の機能です。
ここに注目!②......「音声付・変速可」
これも常識になっていますが、発音読み上げ機能がついています。初級者には必須でしょう。再生速度も5段階で変速可能。
ここに注目!④......「小学館 中日日中辞典第2版収録」
メインの中国語辞書として『小学館 中日辞典第2版』、『小学館 日中辞典第2版』が収録されています。小学館の中日辞書は定評がありますからプラス評価です。
ここに注目!⑤......「リスニング学習機能」
入門初級者向けの学習機能が充実しています。市販の中国語音声コンテンツを取り込んで再生することも可能。
ここに注目!⑥......ゼロからカンタン中国語」が収録
「字幕リスニング機能」対応コンテンツとして入門者向け中国語通信教育教材として定評のある旺文社の「ゼロからカンタン中国語」の会話スキットが収録されています。これは結構買いかも。
ここが不満!......「中上級者向け中国語辞書コンテンツ未収録」
ライバルとなる「CANON WORDTANK(キャノン ワードタンク)V903」や「CASIO Ex-word(カシオ エクスワード)XD-GP7350」(上位機種)に比べ、収録されている中国語辞書コンテンツ量が明らかに劣っています。特に中上級者向けの辞書コンテンツである『中日大辞典増訂第二版』が未収録なのが痛い。
総括
他社に遅れること数年、今更ながらの感もありますが、シャープのパピルスにも中国語手書き入力機能が搭載されました。
手書き入力機能は中国語電子辞書として最低限の機能であると認識しているので、これが搭載されていない電子辞書は基本的に無視します。今回パピルスにも搭載されたので、ようやく評価対象となりました。
で、総括でございますが、ぶっちゃけ一言で言えば、中国語辞書という観点からは「CANON WORDTANK(キャノン ワードタンク)V903」や「CASIO Ex-word(カシオ エクスワード)XD-GP7350」(上位機種)とは比べ物になりません。
まず、中級以降の場合は100%選択範囲外。中中辞書は欲張りかもしれませんが、『中日大辞典増訂第二版』もありませんから敢えてパピルスを選らぶ理由が見つかりません。ただし、、でも、「パピルスが好き、キャノンやカシオの電子辞書は使いにくい」という方を除いてはおすすめしません。
一方、これから中国語を学ぶ、という学習者の場合は、入門初級者向け学習コンテンツが充実しているので、少なくともカシオエクスワードよりはお値打ちですね。
特に注目なのが「字幕リスニング機能」対応コンテンツである「ゼロからカンタン中国語」の会話スキットが収録されているところです。このコンテンツは入門者向け中国語通信教育教材として定評のある旺文社のもので、これだけでも3万円以上するものですから、これを考慮して考えると、結構おいしい買い物になるのかもしれません。
全体的に見て、これから中国語を始める、という入門初級者向けの電子辞書です。入門初級レベルを修了している人にとっては購入価値は激減するでしょう。
どうせなら少しでも安く買いたいと思うのが人情というものです(笑)。電子辞書については取扱代理店によって価格に開きがありますので、それぞれの電子辞書についてアマゾンと「楽天」の安値順を参照できるようにしました。
なお、楽天のショップは送料別である場合も多いのでご注意ください。「Amazon」は1500円以上で送料無料になりますが、電子辞書は提携の大口出品者(プロマーチャント)の販売となる場合があり、所定の送料が必要になる場合がありますのでご注意ください。
実際にこの教材を使用したことのある方からの感想を募集します。賞賛・酷評なんでも構いません。率直な意見をお待ちしています。教材には向き不向きがあるので多くの方の意見を集めることでより客観的な評価を下すことができます。貴重な体験談をお待ちいたしております。こちらからメールでご投稿ください。
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