声調とは音の高低のパターンのことで、音の高低によって言葉の意味が変わるものについて言います。単なるアクセントではなく、一定のパターンが存在するのが特徴です。
中国語普通語(中国大陸の標準語)は、4種類のパターンから成るので、四声と呼ばれます。中国語の四声はそれぞれ次のような音のパターンを持ちます。数字は5段階で、数が大きいほど高い音になります。
一声:5→5(高→高):高い音を平らに発音。
二声:3→5(中→高):高くも低くもない音から一気に高い音へ引き上げる。
三声:2→1→4(半低→低→半高):実際には最後の半高の音が省略され、低く抑えられる発音となる「半三声」で発音されるものも多い。
四声:5→1(高→低):高い音から一気に低い音へ落とす。
中国語の発音記号である
「拼音(ピンイン)」上で声調を表す場合は、主母音の上に次の記号をつけます。
一声:-
二声:/
三声:V
四声:\
複数の母音字がある場合は「a」に、「a」がなければ「e」か「o」の上につけます。ちなみに「e」と「o」は同時に出現することはありません。「e」「o」がないときは「u」か「i」の上につけます。「u」「i」が同時に出現する場合は後ろに来る母音につけます。
この他、軽く発音される「軽声」という音も存在します。