「中国語の発音が難しいか否か」というテーマを突き詰めていくとものすごい長編になるので、ここでは一般論でお答えしていきます。
中国語の発音は韻母(母音のこと)が7つ、声母(子音のこと)が21と日本語より多く、日本語にない発音が多数ありますので、この点だけ取って考えても、少なくとも日本人にとって中国語の発音は簡単なものではないことはお分かりいただけるかと思います。
また、中国語は声調言語で、日本語にはない声調という概念があるので、この点も中国語の発音が難しいと言われる一環なのかもしれません。(※声調については
「声調について」の項目を参照してください。)
このため、一般的には中国語の発音は難しいとされています。これは間違いないでしょう。
ただ、難しいと言っても正しい方法で学習すれば必ず身につきます。少なくとも、ちゃんと身につけている人はゴマンと存在していますので、心配には及びません。
難しいとは言っても、本当に日本語にない発音というものは数える程度しかありません。それさえできれば後は楽なものです。
また、日本人にとって中国語は相対的に文法や語彙が容易な分、発音の難しさが強調されている嫌いもあります。
中国語の文法は、実用レベルでは英語よりシンプルで、学習項目も多くありません。語彙は漢字なので、日本語の中で大量に漢字を使用している日本人にとっては欧米人と比べ大きなアドバンテージがあります。
このように考えれば、発音がものすごく難しい、というよりは、文法や語彙がラクな分だけ発音の難しさが相対的に目立っているだけ、と言った方がよいのかもしれません。発音はコツさえ掴んでしまえばいいだけのものなので、そのように考えれば中国語は日本人にとって学びやすい言語と言っても良いと思います。