※ダイジェスト
被就业(bei4 jiu4ye4)
就職させられる
“被就业”……おかしな表現ですが、そのおかしさがまたこの現象のおかしさを表している新語でもあります。
普通に解釈すれば、強制的に就職させられる、となるのですが、市場社会化している現中国では「就職の自由」はもちろん保障されている訳で、“被就业”なんて不可能な話です。
では、“被就业”とは何なのか……より正確に言えば、「就職したことにされていた」ということです。
では、「就職したことにされていた」とは如何なることか。日本人的な感覚では想像もつきませんが、話は簡単。就職率の水増しのため、大学当局側で就職先が決まっていない卒業生も内定を取得しているよう改ざんしてしまうのです。
中国の大学は基本的に国公立ですが、こんなイカサマをしてしまうんですね。
大学生の就職問題が社会問題化する中で、就職率が大学のお代官様方の出世に大きな影響を与えるようになっていることもあるのかもしれません。
中国当局が発表する統計の信憑性については何かと意見が多いですが、大学ですら不正改ざんを行っているのですから、その他の数字については……本題から外れるのでここでは割愛。
ちなみにですが、就職率を高めるために、内定が決まらないと卒業証書を発行しないという、アコギな手段を取っているところもあります。卒業証書がなければ卒業後の就職に支障をきたしますから、学生たちは内定を取ったと虚偽報告することになります。そうすれば就職率が上がる……やることがキタナイ。
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