※ダイジェスト
※解説参照
改革開放政策の実施から30年を経て、中国経済が規模でいよいよ日本を追い抜くところまできていますが、同時に貧富格差が拡大していることは日本でもよく伝えられるようになっています。
そんな「格差社会中国」の中でもその経済力がから注目を集めているのが“富二代”こと成功者の子供たちです。
以前紹介した“欺实马”事件は、カネの力に任せて放埓に振舞うボンボン“富二代”の生態を反映しているとして、社会的に大きな注目を集めたことは、まだ記憶に新しいですね。
この“富二代”に対応する概念として生まれたのが“貧二代”。文字通り「貧困家庭の二代目」、経済成長に取り残された家庭に生まれ育った世代を指します。
カネの力が露骨に物をいう社会になってしまったので、貧困家庭に生まれると、個人の努力ではそうそうひっくり返すことができなくなりつつあります。格差が固定しはじめているのです。
また、“貧二代”は親に頼ることができず、自力で道を切り開くことしか術がないため、“拼二代”と称されることもあります。“拼”は「一生懸命にやる/命がけでやる/必死になる」の意で、“貧”の諧音(音が同じか近いこと)でもあります。
この他、高級公務員の子弟を指して“权二代”ということもあります。権力が物をいう社会である中国では、地方・中央を問わず、親が政府の高級幹部である場合、さまざまな面で特別扱いを受けることができるところから生まれた表現です。
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