※ダイジェスト
※解説参照
不動産価格の高騰が続き、いろいろな意味で社会的注目を集めている不動産市場。高度成長期にある中国の不動産は投資対象としての意味合いが強く、往々にして品質などは二の次でも売れてしまうのに加え、監督当局と業者の癒着から長らくその品質に疑問符が付けられてたが、今年に入って不動産の品質問題が噴出している。
中でも象徴的なのが上海マンション倒壊事故。地震でもないのに、マンションが根元からキレイに横倒しになったこの事故、日本でも報道されたため、ご存知の方も多いのでは。
背景や経過などは、リンク先のニュースなどを確認していただくとして、根元からポッキリと逝ったその見事な倒壊っぷりから付けられたあだ名が“楼脆脆”。
“○××”式のネーミングは四川大地震でその名を馳せた“范跑跑”に由来するもので、“○”の部分がその人物もしくは事物を表し、“××”の部分がその特徴を動詞もしくは形容詞(通常重ね型)で表すものだ。
で、“楼脆脆”は“楼”(マンション)が“脆”(硬くてもろい/砕けやすい)ことを読み込んだ表現となる。
この他、大雨の後にマンションが傾いてしまった“楼歪歪”、地盤を勝手に掘られてマンションのいたるところに大きな亀裂が入った“楼裂裂”など、2009年は「人災」によるマンション事故が相次いでいる。
姉歯さんもビックリな中国の不動産事情。政治的にも経済的にも品質が後回しにされる環境自体は変わっていないので、今後も類似の事故は続くのでは……と思う。
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