※ダイジェスト
钟摆族(zhong1bai3 zu2)
振り子族(※解説参照)
鉄道網の発達が遅れていた中国では、長らく職場と居住地が同一都市にあることがスタンダードであったが、近年、経済圏の拡大と鉄道網の発達によって、行政地区間をまたいで通勤するサラリーパーソンが出現している。それが“钟摆族”だ。
“钟摆”は「振り子」のことで、毎日一定のペースで都市間を行き来する姿を振り子に例えたものである。日本では極めてありふれた姿なのだが、地区間の統合性に乏しい中国では、非常に新鮮な出来事としてとらえられている。
ちなみに中国では省(日本の県に相当)間の差異が大きく、行政サービスや金融サービスなど、統合性に欠けるのが特徴である。例えば、年金は省単位で管理されており、省をまたいでの移転には制限が加えられたり、銀行口座を開いた省とは別の省で銀行から金を引き出す際、多額の手数料を取られるなど、一つの国とは思えないシステムになっている。
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