反実仮想「要不是」

接続詞“要不是”は「もし…でなかったら」の意で,現実の事態の反対を仮定する。

語法

前節の主語の前に用いる。

要不是他帮忙,我一个人还真没有办法。
彼が手助けしてくれなかったら,わたしひとりでは本当にどうにもならなかった。
Yàobùshì tā bāngmáng, wǒ yī ge rén hái zhēn méiyǒu bànfǎ.
要不是手头紧张,我早就买了。
手元不如意でなければ,わたしはとっくに買っていた。
Yàobùshì shǒutóu jǐnzhāng, wǒ zǎo jiù mǎi le.

呼応

後節に副詞“就”“还”など置いて呼応させて用いることも多い。

呼応語例文
就
要不是体检发现问题,他就没命了。
身体検査で問題を発見できなかったら,彼は助からなかった。
Jìrán dàjiā dōu fǎnduì, zhè cì jiù suànle ba.
还
要不是你同意,我还不答应呢。
君が同意しなかったら,わたしは承諾しなかったのに。
Yàobùshì nǐ tóngyì, wǒ hái bù dāying ne.

仮定複文の否定形との比較

前節を否定形にした仮定複文に似ているが,同一ではない。“要是…不…”を例にとり比較すると,“要不是”は既に発生した事態について言うが,“要是…不…”は単に仮定を表す。

呼応語例文
要不是
要不是他留学,他们就结婚了。
彼が留学しなかったら,彼らは結婚していた。
Yàobùshì tā liúxué, tāmen jiù jiéhūn le.
要是…不…
要是他不留学,他们就结婚了。
彼が留学しないのならば,彼らは結婚する。
Yàoshi tā bù liúxué, tāmen jiù jiéhūn le.