教材の特徴(旺文社より)
中国語の基礎からすぐに使える会話表現まで、ソフトウェア+インターネット+テキストでゼロから学ぶ中国語講座。 動画、音声、テキストや録音機能を使って、見て、聞いて、そして、口に出して、中国語を学習します。
ゲーム感覚
ゼロから中国語を始める学習者が中国語を習得していく過程をステージクリアのようなゲーム感覚で楽しめるよう昇段型カリキュラムを採用。
実用性重視
中国への出張や駐在で使える日常会話表現をマスターできるテキスト設計。
発音は録音機能+動画で口の形まで
発音・表現のデモンストレーションや学習のナビゲーションは「NHKテレビ中国語会話」でお馴染みの盧思(ロ・シー)さんが動画で担当。動画で見て、聞いて、そして、口に出してマスターします。
自分の発音とネイティブスピーカーの発音を比較できる録音機能で、「お手本」音声と自分の発音を聞き比べながら発音トレーニングができます。また、語句をピンイン入力するトレーニングで、中国語のピンイン発音や意味を指で覚えます。
飽きない工夫あれこれ
オンラインでブログなどを使ったコミュニケーションを。チューターとスタッフが情報発信する中国語学習ブログ「ゼロからカンタン中国語ブログ」や「中国語学習ひろば」、また、昇段テストに合格するごとに中国各所を巡る、面白コンテンツ「昇段ツアー」など、インターネットを最大限に利用した楽しくてタメになる双方向型サポートで学習者を飽きさせません。
eラーニングだけどオフラインもアリ
eラーニングでありながらパソコンレスでも学習できるペーパー教材もセット。教材キットにはオフライン用学習教材として「サバイバル表現集」「発音&文法ドリル」「単語カード(800枚)」が付属。
パソコンを使った学習とペーパー教材・単語カードのダブル効果で学習者を「中国語漬け」。中国語会話を最短でマスターしていただきます。
オンライン教材も
中国語の簡体字を「書いて覚える」ための「書き取り練習帳」や、iPodなどで音声を持ち運べる「音声ファイル」をオンラインで提供。
効率重視の認知型演習
認知型システムで間違えた問題だけ繰り返し練習します。また、分野ごとの学習成果をはかる「診断テスト」で学習者の苦手な分野が一目瞭然に。弱い部分に徹底集中して学習効率を最大限に。
解説(By 管理人)
本格的な中国語通信教材としてはおそらく初めてとなるパソコン・インターネットベースの中国語通信教育プログラム。
ここに注目!①......「通信教育+IT」
通信教育にソフトウェアの強みである「簡便性」「娯楽性」「ゲーム性」を取り込んだ、新世代型中国語学習教材です。
上記のソフトウェアの長所ををそのまま取り込んでいますので、挫折の原因である学習ストレスを大幅に軽減することに成功しています。
ここに注目!②......「発音学習機能」
自分の発音とネイティブの発音を聞き比べられる「録音機能」に注目です。従来のテキスト+CDベースの通信教材では限界があった発音習得プログラムが大幅に改善されています。ソフトウェアの強みはコレです。
口の形は動画で一目瞭然。これもパソコンであればこその機能。一昔前はビデオテープだったんですけど、手軽になりました。
また、「ピンイン入力トレーニング機能」も忘れず付いています。ピンインはアルファベットベースですから、タイピングを利用した学習に向いているんですね。
ここに注目!③......「ペーパー教材」
通信教育らしく「ペーパー教材」もしっかりついています。ここが単なる中国語学習ソフトと通信教材の分かれ目なのかもしれません。パソコンを離れても学習を進めることができます。
もちろん、音声ファイルはオンラインからダウンロードして、パソコンから取り出すことができます。
ここに注目!④......「認知型学習メソッド」
練習問題などで解けなかったところを繰り返し解く認知型の学習メソッドが取り込まれています。語学の基本ですが、テキストベースの独学では管理が非常に面倒でした。これを簡便にしてくれるのがソフトウェアの強みです。
ここに注目!⑤......「コミュニケーションサービス」
BLOGなどの受講者参加型のオンラインコンテンツでチューター、スタッフ、そして共に学ぶ学習者たちと交流することができます。これはオンライン教材の強みですね。共に中国語を学習する者同士のつながりは、学習を進める上でいろいろな意味でプラスになります。
総括
中国語入門レベルの学習教材としては現状のところ最強の学習プログラムです。(※更新します:「超速中国語」を参照のこと)
中国語習得の最大の難関は発音であり、またその発音は入門レベルの学習事項であるため、スタート時が一番苦しいのです。この入門レベルを最低限のストレスでクリアさせてくれるところにこの通信教材の存在意義があります。
従来のテキスト+CDでは独学が難しかった発音も、動画で唇の動きを確認できたり、自分の発音を録音して模範音声と比較できたりするので、独学でも完成度の高い発音レベルまで持っていけるのです。
また、ゲーム感覚で学習を進めることができたり、苦手とする項目を洗い出して集中的に練習させてくれるところはパソコンの強みです。これにインターネットによるオンラインサービスが加わって、従来の通信教育教材では考えられなかった新しい学習プログラムに仕上がっています。
言わば21世紀型通信教育講座の雛形のようなもので、今後他社も追従してこのスタイルの通信教育教材を出してくると思いますが、現在のところ、中国語では旺文社のこの通信教材のみ。選択の余地がないのです。
安い買い物ではありませんが、たとえテキストで独学するにしてもテキストや発音練習ソフトなどを集めると結構な出費になりますから、その娯楽性や認知型の学習メソッドなど、テキストでは実現できないプラスαの部分を考慮すれば高い買い物ではないでしょう。
根気がなくてお勉強は続かない、という人にはオススメです。これでダメなら語学はあきらめましょう。
- ★これから中国語を始める人。
- ★独学が苦手な人。
- ★少しでもラクしたい人。
「ゼロからカンタン中国語」は複数のメディアで提供されています。それぞれについて購入のヒントを以下のページにまとめていますので、ご参照ください。
実際にこの教材を使用したことのある方からの感想を募集します。賞賛・酷評なんでも構いません。率直な意見をお待ちしています。教材には向き不向きがあるので多くの方の意見を集めることでより客観的な評価を下すことができます。貴重な体験談をお待ちいたしております。
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