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中国語電子辞書 CANON wordtank(キヤノン ワードタンク)Z900



業界最強の中国語電子辞書、CANON wordtank (キヤノン ワードタンク)シリーズの2011年版中国語モデル上位機種「Z900」がリリースされた。

特徴(メーカー〔キヤノン〕より 主に中国語部分を要約して抜粋)

※参照:キヤノン・ホームページ

収録辞書コンテンツ(中国語関連のみ)

  • 愛知大学/大修館書店 中日大辞典 増訂第二版約15万語句
  • 講談社 中日辞典 第三版約84,000項目 図版・写真約250点 Up!
  • 北京・商務印書館/小学館共同編集 中日辞典 第2版 約10万項目 図版・写真約260点 New!
  • 講談社 日中辞典 約76,000語
  • 北京・対外経済貿易大学/北京・商務印書館/小学館共同編集 日中辞典 第2版 約9万項目 図版・写真約20点 New!
  • 社会科学研究院語言研究所/商務印書館 現代漢語詞典 第4版(2002年増補本〈2004北京第333次印刷〉)約62,000項目
  • オックスフォード英中・中英辞典 第4版 ポケット版 約9万語句 Up!
  • 小学館 中日辞典 新語・情報篇 約3万語 New!
  • 講談社 現代中国語新語辞典約13,500語
  • 大修館書店 中国語 新語ビジネス用語辞典 Ver.2.3 約12,500語 New!
  • 東方書店 中国語文法用例辞典約1,000語
  • 講談社 中国語類義語活用辞典(電子版シソーラス)約1万語/1,300項目
  • 日経BP社 日中パソコン用語辞典 改訂三版 約4,000語 New!
  • 講談社 日本の文化としきたり事典(日中対訳版) 313項目
  • アルク キクタン中国語 中検3級レベル 1,021項目 New!
  • アルク キクタン中国語 中検4級レベル 662項目 New!
  • アルク キクタン中国語 中検準4級レベル 550項目 New!
  • アルク ゼロから始めて中国語検定準4級に合格する 810問 New!
  • 情報センター出版局 旅の指さし会話帳(中国) 約2,300項目・図版約1,100項目 New!

充実した音声学習機能

ネイティブの発音に合わせてテキストが表示される「オーディオブック機能」、リスニング学習に使える「ディクテーション機能」、動画も再生可能な「メディアプレーヤー機能」、そして自分の発音を録音して豊富なネイティブ発音との聞き比べができる「発音比較機能」を搭載。

多彩な検索機能

「全文検索」「手書き検索」「複数辞書検索」「部品名検索」「成句検索」「例文検索」「すぐ出る検索」「音訓検索」対応。

解説

業界最強の中国語電子辞書、キヤノンのwordtank (ワードタンク)シリーズの中国語モデル新バージョンが登場した。

ここに注目!①……「驚愕の小学館×講談社 中日日中辞典コラボ」

中日日中辞典で人気を二分する小学館と講談社。この両社の中日日中辞典をまとめて収録し、両辞典の引き比べが可能となった。ついに「メインの中日日中辞典は一社から選択」、という単一辞典時代に終止符を打ったのだ。

ここに注目!②……「発音・リスニング学習機能が充実した発音・音声関連機能」

発音・音声関連機能は相変わらず充実している。ネイティブの発音に合わせてテキストが表示される「オーディオブック機能」や、ディクテーション学習用の「ディクテーション機能」、外部から音源や動画を取り込んで再生する「メディアプレーヤー機能」、そして自分の発音を録音してネイティブ発音との聞き比べができる「発音比較機能」。電子辞書と言うよりも、中国語学習機と言ったほうが良いかもしれない。

ここに注目!③……「新語コンテンツ拡充」

新語コンテンツの収録語彙数でライバルのカシオエクスワードに遅れをとっていたが、今回のメジャーアップグレードでカシオエクスワードが収録していた新語コンテンツをすべて収録し、語彙数で一気に逆転した。

ここに注目!④……「中国語検定対策コンテンツ追加」

新たにアルクの『キクタン中国語』シリーズを収録。同じく新収録のアルク『ゼロから始めて中国語検定準4級に合格する』と合わせて、中国語検定対策コンテンツが一気に追加された。

ここに注目!⑤……「豊富な中国語辞典コンテンツ」

前作に引き続きメインの中日日中辞典の他、東方書店の『中国語文法用例辞典』と講談社の『中国語類義語活用辞典』を収録している。中国で最も普及している国語辞典『現代漢語詞典』も引き続き収録。オックスフォード英中・中英辞典もバージョンアップし、収録語彙数が一気に増加している。

ここに注目!⑥……「強力な検索機能」

今やスタンダードとなった「手書き入力検索」はもちろんのこと、新たに「全文検索」が追加された。

総括

期待のワードタンク新バージョンだったが、そのパフォーマンスは「まさか」の一言。小学館と講談社の中日・日中辞典ダブル収録は、まさに「その手があったのか」と唸らずにはいられなかった。中国語学習という観点から言っても、小学館と講談社の中日日中辞典を引き比べることができるのは非常に有意義である。例文も充実するので、微妙な語感を身につけるにもプラスとなるであろう。また、辞典コンテンツの中では新語コンテンツが一気に拡充されたのも印象深い。新語コンテンツは語彙数でカシオエクスワードに遅れをとっていたが、今回はカシオエクスワードが収録していた新語コンテンツを一気に収録してしまうという荒業を展開、一気に逆転してしまった。学習コンテンツでは中国語検定対策コンテンツが追加されている。『キクタン中国語』を収録しているワードタンクと中国語バージョンなのになぜか英語のキクタンシリーズしか収録していないカシオエクスワード。中国語モデルに対する両社の意気込みの差を感じてしまう。その他コンテンツ的には『オックスフォード英中・中英辞典』が第4版にアップデートされ、収録語彙数が倍増しているが、こちらについてはカシオエクスワードの英中中英辞書コンテンツに比べ、収録語彙数でまだ大きな差を残しているのが残念なところである。コンテンツ的に一つ注意すべき点として、中上級者向けの愛知大学『中日大辞典』の音声が削除されている。音声が必要になるのは実質的に入門からせいぜい中級までであり、中日辞典の音声コンテンツで十分足りるとの判断なのであろう。機能面では相変わらず発音音声関連の機能が素晴らしい。入門~中級レベルの学習者にとって有用な機能が満載である。ついでにカラー化に合わせて動画の再生も可能となっている。今回のアップグレードで、コンテンツの差をジワリジワリと縮めてきたカシオエクスワードを再び突き放したと言って良いだろう。ハード面で大きな欠点がなければ中国語電子辞書の歴史に残る名機となるのではないだろうか。

購入のヒント

電子辞書は語学への初期投資のなかで、比較的大きな割合を占める投資項目となる。となれば、少しでも安く買いたいと思うのが人情というもの。次のページで中国語電子辞書を安く買うための手引きを公開しているので参照されたし。

「中国語電子辞書購入の手引き」

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