比較表現 
比較表現には、介詞“比”を用いるもの、“有(没有)”を用いるもの、介詞“跟”を用いるものの3種類がある。
単純に二つのものを比較する場合に用いる。「A+“比”+B+~」の形を取り、「AはBより~だ」という意味になる。
| A | 比 | B | ~ | |
| 你 | 比 | 他 | 聪明。 | (あなたは彼より賢い。) |
「~」の部分には動詞句や形容詞がくる。形容詞は“很”などの程度副詞を取らず、単独で用いることもできる。
| 他比我高。 | (彼の背は私より高い。) |
比較の程度を表す場合、「~」の後方にその差や量を表す語を置く。※中検4/3級レベル
| 哥哥比我高一点儿。 | (兄はわたしより少し背が高い。) |
| 我比他大五岁。 | (私は彼より五歳年上だ。) |
| 这台电脑比那台贵两千元。 | (このコンピュータはあれよりも二千元高い。) |
| 今天比昨天还热。 | (今日は昨日よりさらに暑い。) |
| 上海的冬天比东京还冷。 | (上海の冬は東京よりさらに寒い。) |
| 弟弟的成绩比妹妹好一点。 | (弟の成績は妹より少し良い。) |
| 感冒比前两天好多了。 | (風邪は数日前に比べかなり良くなった。) |
| 五岁的儿子汉语说得比我好多了。 | (五歳の息子はわたしよりずっと上手に中国語を話す。) |
| 你英语说得比他强多了。 | (あなたの英語は彼よりずっと上手だ。) |
| 这部电影比那部电影有意思多了。 | (この映画はあの映画よりずっと面白い。) |
| 北京的房价比天津高得多。 | (北京の不動産価格は天津よりずっと高い。) |
比較の対象となるA・Bに動詞句を用いることもできる。
“比”が否定副詞“不”を伴うと、単なる否定表現による比較ではなく、誤った比較結果に対する訂正・反駁の意味を持ち、「比べられない/…とは違う/…の比ではない」という意味を表す。
| 【甲】他比我大吧。 | (【甲】彼は私より年上ですよね。) |
| 【乙】他不比你大。他也是80后的。 | (【乙】彼はあなたより年上なんてことはないですよ。彼も80年代生まれです。) |
「A+“有”+B+~」の形で、「AはBとおなじぐらい~だ」という意味を表す。
| A | 有 | B | ~ | |
| 谁 | 有 | 他 | (那么)聪明。 | (誰が彼と同じぐらい賢いんですか。) |
「B」が人や場所を表す場合、~の前に“这么”“那么”(「こんなに」「あんなに」)をつけることが多い。
否定表現で比較する場合に用いる。「A+“没有”+B+~」の形を取り、「AはBほど~でない」という意味になる。※中検4/3級レベル
| A | 没有 | B | ~ | |
| 你 | 没有 | 他 | 聪明。 | (あなたは彼ほど賢くない。) |
| 今天没有昨天热。 | (今日は昨日ほど暑くない。) |
| 中国的面积没有俄罗斯大。 | (中国の面積はロシアほど大きくない。) |
| 白银没有白金那么贵。 | (銀はプラチナほど高くはない。) |
| 手球没有足球那么有意思。 | (ハンドボールはサッカーほど面白くない。) |
“有”と同様に、「B」が人や場所を表す場合、~の前に“这么”“那么”(「こんなに」「あんなに」)をつけることが多い。
| 他的个子没有你那么高。 | (彼の背は君ほど高くない。) |