筆記:文法語順問題
文法を問う語順問題は毎回5題出題される。語順問題の特徴として1問で複数の文法項目を問う傾向が強く、分母の総計は53と出題総数の倍近い数字になる。
出題数が最も多いパターンは構文系で、計8問出題されている。内訳は「接続詞+副詞」が3問、「接続詞+接続詞」「副詞+助動詞」「副詞+助詞」「動詞+助詞」「介詞+動詞」がそれぞれ1問ずつとなる。3級穴埋め問題でよく問われるパターンも少なくない。
次いで多いのは補語系の7問。うち程度補語が5問と非常に多い。
これに次いで多いのが動詞と副詞である。いずれも語法問う問題と語義を問う問題の2パターンに大別できる。動詞は語法を問うパターンが多いのに対して副詞は語義を問うパターンが多い。
その次は助詞である。語気助詞の「了」が3問、完了の「了」が2問と、“了”絡みの問題が多いのが目につく。
筆記:語義問題
語義問題は毎回5題出題される。4級・3級には存在しない問題形式で、純粋に語義を問う。
2009年~2010年の6回で出題された項目は「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」「慣用語」「句」の6種類で、動詞がやや多い以外は、全体的に散らばっている。
選択肢は一つの語彙である場合と、文である場合の二通りのパターンがある。解答には中国社会科学院の『現代漢語詞典』の定義文が採用されているケースが多いので、目を通しておくと良いだろう。
筆記:穴埋め問題分析
毎回10問出題されており、6回合計で60問から集計している。基本的には1問で1つの文法項目を問う形態となっている。
4級・3級でもお馴染みの出題形式だが、2級では語義を問うタイプが過半数を占める点が、文法に重点がある4級・3級と比べかなり異なっている。
「連語」「構文」「句」「慣用語」以外はすべて語義を問う問題になる。特に動詞と副詞が多く、それぞれ12問と11問出題されている。
次いで多い非語義型の筆頭の「連語」は、いわゆるコロケーションのことで、「動詞+名詞」「名詞+形容詞」のような特定語彙の組み合わせのことをいう。例えば“找工作”や“两眼通红”などである。
次いで多いのが3級穴埋め問題では圧倒的なシェアを占める構文となる。もっとも、出題される回では多数出題されるのに対して、出題されない回では1問も出題されないなど、出題数の変動が大きい。



