中国語電子辞書が従来の書籍型中国語辞書からその地位を奪いつつある。
かつては単に持ち運びに便利であるだけだった電子辞書は、技術の発展と共に高機能化、多コンテンツ化が進み、発音発声機能や手書き入力機能など、今や学習者にとってなくてはならない存在に成長しつつある。
また、それまではおまけ的な存在でしかなかった電子辞書の中国語モデルも、中国の経済発展に伴うビジネス中国語需要の増大に従い、英語に次ぐ外国語電子辞書モデルとして、電子辞書メーカー各社がその技術を競う場へと変化を遂げてきた。
特にこの数年は中国語電子辞書の高機能化が著しく、もはや単なる電子辞書の枠を超えた、総合中国語学習機へと技術革新が進んでいる。
そのリーディングメーカーがキヤノンである。2003年の中国語手書き入力検索機能実現から6年、時代の最先端を行く機能とコンテンツ投入を続けてきた。そのキヤノンに触発されたか電子辞書No.1メーカーのカシオも、2009年度バージョンの中国語モデルで、ついに大きな飛躍を見せてくれた。
この二社を中心に動く中国語電子辞書市場。各ブランドの特徴と魅力、そして中国語電子辞書発展の歴史を顧みることから、中国語電子辞書の現在と未来を占ってみたいと思う。
以下はブランド・モデルごとのレポート。
以下は年度ごとの各社電子辞書機能・収録コンテンツ比較レポート。
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